あなたのDXを成功に導く最も大切な習慣

それは「記録」です。もしかするとあなたは「えっ、それだけ?」と思ったかもしれません。

でも、ずっと「記録」するのは意外と大変です。ひたすら「記録」し続けた人と、そうでない人には、膨大な「記録」が差として生まれます。

具体的な例として、睡眠を考えてみましょう。

目次

まずは何をどのように「記録」するかを考える

私の場合は、産業医の先生と面談した直後から、生活改善のために睡眠を「記録」することにしました。最初は手帳に寝た時間と起きた時間をメモしていました。

でも、寝た時間を思い出すことができなかったり、「記録」自体を忘れてしまうことが多くありました。そんな時、友人にスマートウォッチで睡眠時間が「記録」できることを教わりました。

私はそれまでスマートウォッチを持っておらず、睡眠時間を「記録」できることも知らなかったので、そんな便利な道具もあるのかと思いましたが、すぐには購入をしませんでした。

今振り返ると、当時の私は、「記録」がもたらす威力を理解していませんでした。

行動を「記録」をすると、客観的に振り返ることができる

英会話の先生のアドバイスから、2カ月ほどたってからスマートウォッチを購入しました。

初めてスマートウォッチを腕にはめて寝た翌朝、レム睡眠、ノンレム睡眠、起きている状態など、睡眠の状態がグラフとなって表示されて、非常に驚きました。

購入前は、睡眠時間といっても、寝た時間と起きた時間くらいが記録されるのかと思っていました。

スマートウォッチを選ぶも、睡眠以外のストレス耐性のスコアリングなど真新しい機能のほうが目に留まり、睡眠時間の記録を重視していませんでした。

腕にスマートウォッチをはめるだけで睡眠の状態が記録されるため、睡眠時間の記録は劇的に楽になりました。

スマートウォッチを付けて気づいたことは、ベッドに入ってから寝るまでの時間、トイレに起きる時間、翌朝起きる直前に目が覚めてからベッドの中で過ごす時間など、実際には起きている時間が多いということでした。

それまで十分に6時間確保できていると考えていた睡眠時間は、スマートウォッチで計測すると5時間程度、ひどいときには4時間程度で、自分の認識と大きなずれがあることに驚きました。

「記録」をすることで、自身の行動を客観的に振り返ることができるようになります。

「記録」が新しい視点を生む

足りていると思っていた睡眠時間が実は不足しているという新しい視点を得ると、今まで嫌だったことが楽しくなってきました。

もともと子供を寝かしつけて、自分も一緒に寝落ちしてしまうことが苦痛でした。

ところが、寝落ちすると、睡眠の質を表すスコアが高くなり、翌朝は爽快感を感じ、仕事中も頭がよく回ることに気づきました。

子供と同じ時間に寝ると、様々なメリットがあるというさらに新しい視点が生まれました。

「記録」を振り返ることで、今何をするべきかがわかる

睡眠時間や睡眠の質が具体的な数値となって、それが改善する様子が見られると、変化が楽しくなってきました。

私の場合は、寝る直前に激しい運動をする、あるいはブルーライトカットのメガネをかけずにパソコン画面を長時間見て仕事をすると寝つきが悪くなること。

アイマスクをするとよく眠れること、など具体的な行動が見えるようになりました。

DXは長く孤独な戦いです。「記録」することで活動を客観的に振り返ることができます。

慣れてくると、具体的な行動がもたらす「記録」の変化を予測できるようになります。

すなわち、「記録」がその時々に応じて必要な行動を教えてくれるのです。

あなたのDXの成功で一番大切なのは「記録」です。

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この記事を書いた人

こんにちは!二児の父です。

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